非常に簡単で申し訳ございませんがAXIORYのデマ情報について掲載させていただきます。

AXIORYのドル建て送金不可の詳細

現在AXIORYにおきまして金融規制によりドル建て送金で資金を振り込めない事案が発生しております。これに乗じてデマ情報を流しているサイトなどがあるようなので詳細を掲載させていただきます。

ドル建て送金不可になったのはsparkasse bank malta

ドル建てで送金が出来なくなった銀行はAXIORYが顧客資金の保全先として利用しているsparkasse bank maltaという銀行になります。
そのためAXIORYではドル建て口座の送金では円やユーロなどの通貨に換金し両替手数料2%を上乗せ送金しております。
sparkasse bankはドイツの銀行ですが本体の方は規制などの影響はなくマルタ支店のみAML(アンチマネーロンダリング)規制によりドル送金規制が行われているらしいです。
日本国内のドル口座に送金をすると通貨が合わないため着金時に銀行から連絡が来るので事前に円建てで送金をしてほしいとサポートに連絡を行っておいたほうが良いかと思われます。
またドル送金規制が行われたことが不安だという場合は他ブローカーへの移行を検討されたほうがよろしいかと思われます。

AXIORYはそもそもホワイトラベル

金融業界で働いたことがあるまたは金融関係の知識がある方なら当然わかることですが、そもそもAXIORYはホワイトラベルです。
顧客の注文はPrimeXMというキプロスのブリッジブローカーに注文を流しています。
(細かく説明をするとホワイトラベルとブリッジブローカーを利用するという意味合いは別になりますが注文を特定のブローカーに流すという点においては同じになります)
そのため顧客の注文などに関してはAXIORY側ではコルレス銀行に注文を流すなどと言った仕組み自体が存在しません
(直接コルレス銀行に注文を流すということはある程度カバー取引を行い自社内決済を行うということですがAXIORY自体がそこまで大きなブローカーではないので過大評価です)
また現時点でもPrimeXMに注文が流れていることが確認できています
確認方法は細かく記載を行うと長くなってしまうのである程度ネットワークの知識と金融の知識がある方限定となってしまいますが、MT4クライアントを立ち上げnetstatコマンドなりでどこの企業が所有しているIPアドレスにつながっているかを確認してみてください。(MT4クライアントとMT4サーバーはhttps通信を行うのでポートは443を監視してみてください)
ちなみにAXIORYが利用している銀行でドル送金が規制されたとしてもブリッジブローカーにユーロ建てなどで証拠金を送金してはいけないということもありませんので一部サイトで掲載された情報はデマ情報です。

[ 2017.02.21追記 ]
この情報を出した数日後、PrimeXM社公式サイトのXCore Partnersという提携パートナーサイトの一覧ページが消されてしまいました。(AXIORYの他にはTradersTrustやTradeviewの掲載もございました)
公式サイトにも掲載されていた情報だったので問題ないと思っていたのですがブローカー側としては掲載されたくない内容だったのかも知れません。
現状苦情などは来ていないのですが以後はブローカー内部のお話は自粛したいと思います。

世の中の大半のFX業者はホワイトラベル

これも金融業界で働いたことがあるまたは金融関係の知識がある方なら当然わかることですが世の中のFX業者(アメリカや日本などを含め)の大半はホワイトラベルとなっております。
(日本国内のブローカーは国外マーケットに注文を流さないのでホワイトラベルと言っても発注先のブリッジブローカーが呑みブローカーとなっております)
これらの理由はプリンシパルとして運営を行うためにはブローカーは数十億円単位で資金を用意する必要があるからです。
これほどの資金を用意できるブローカーはそうそうないので基本的にはまずはホワイトラベルとして運営を行い自己資金がたまったらプリンシパルに切り替えるという流れが一般的だと思われます。
ホワイトラベルであることはブローカーの規模が小さいということになりますが、ブローカーの規模が小さいことが不安だということであればもっと母体の大きいブローカーに移行されることをおすすめします。
またプリンシパルでもホワイトラベルでもない場合はただの呑み業者(OTC)になります。

ブリッジブローカーを利用していても注文を呑むことは可能

他ブローカーのホワイトラベルなのか、ブリッジブローカーのホワイトラベルなのかという一番の違いはこの点になりますが、ブリッジブローカーを利用していたとしても呑むことは可能です。
しかしこれはブリッジブローカーの問題ではなくブローカーの問題となります。
ブリッジブローカーはあくまでもテクノロジープロバイダーであり技術屋さんですのでA-bookとB-bookをどのように使い分けるか(基本はA-bookだがリスクヘッジや収益率の問題で部分的にB-bookに切り替えるなど)はブリッジブローカーではなくブリッジブローカーを利用するブローカーが決める範囲となります。
(もちろん出金拒否や悪質なストップ狩りが頻繁に発生しているブローカーは全て呑んでいるということもありえます。しかしこれらはブローカーの問題ですのでPrimeXMやoneZeroなどに苦情などを送らないように注意しましょう。)
ただ事前に用意する必要がある証拠金はユーロ建てなどでも送金できるのでドル建て送金ができなくなったからと言ってブリッジブローカーが提供をしているリクイディティに注文を流すことができないということはございません。

詳細URL:http://primexm.com/technology/xcore/

PrimeXMはドル送金規制などは一切されていない

注文発注先のPrimeXMはドル送金規制などは一切されていません。